Thursday, December 22, 2011

床屋さんに学ぶ

床屋さんに行くと様々なことを聞かれる。

まずは、どれくらい切られますか?だろう。短めに、って答えても3センチくらいですか?と確認するし、さらに耳は出しますか?などでようやく仕事に取り掛かる。手際よくハサミをさばきながら髪の毛の状態を教えてくれたり世間話をする。最初にどれくらい切るかを聞いたのに前髪は特別らしく再度確認もする。頭を洗う段階になると湯加減やかゆいところはなど再び質問攻めだ。ドライヤーで乾かした後、チョキチョキっと微調整をして鏡を取り出して、いかがですか?まで一体いくつ質問するのだろう。支払いを終えて帰り際は頭を下げて「またのお越しを」と爽やかな笑顔で送り出してくれる。

こんな話をした相手は、とあるSE。

床屋さんは3千円くらいの仕事でもお客さんの期待や要望を聞いて応えようとする。さらに自分の仕事ぶりをお客さんに確認することで満足度を知る。そして、次の布石も打っている。

とあるSEが参加するプロジェクト予算は数千万円。にも関わらずお客さんとなかなか接点を持とうとしていなかった。床屋さんからしてみればとんでもないことだろう。

BS bit Partners 神辺 秀明


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Monday, December 19, 2011

元気がないときの対処法

1年365日元気な人はいないと思う。みんな何らかの理由で元気がなくなる日はある。そんなときに自然と元気が出るのを待つのではなく一日、否、1時間でも早く立ち直れたら素敵じゃないかと私は思う。

元気がないときの対処法は人それぞれなので私がやっていることをお伝えします。

私の場合、ひとりになって本を読むことだ。本は元気を失った理由によりけりで数冊ある。

GEやアップル関連の本を読み直すと沸々と闘志が湧いてくる。
サリンジャーの「ライ麦畑でつかまえて」(訳:野崎 孝)を読み直すと自分自身を信じられるようになる。
Raymond Carverの「Cathedral」読み直すと人間関係の原点に返ることができる。

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Friday, December 16, 2011

部下から信用される方法

とある集まりで、部下を信用していますかと質問をしたら「そこそこ信じている」が多かった。どうして”そこそこ”なのでしょうかと重ねて質問をすると「本音を話してくれないから」。

きっと部下も上司を”そこそこ”信じているのだろう。上司が本音を話してくれないから…。

人を変えることは難しい。相手に本音を語らせる前に自分から本音を話す方が手っ取り早い。そうすると部下から”そこそこ”以上の信用を得られる。

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Monday, December 12, 2011

自分が「できない」ことは組織に影響する

「●●だからできない」と、グチる人は多い。どうして、「●●が解消すればできるんだけれど、アイデアがない」と素直に言えないんだろ。前者は"言い訳"でしかなく、後者は"協力を得るための発言"で大きく異なる。

できないことを"言い訳"で済ませるのは自分事でしかない。できないと困るのは当人ではなく組織。だから、協力を得るとみんなが助かる。自分ができないことで妙な自意識やストレスは貯めこまない方がいいに決まっている。

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Thursday, December 01, 2011

偶像崇拝

私は何か困ったことがあると坂本竜馬だったらどうするか?と考える。しかし、待てよ。私が知っている坂本竜馬は小説やドラマによる勝手なイメージでしかない。
自分の勝手なイメージで困難に立ち向かう姿勢はいかがなものかと振り返れば、きっと私の竜馬像は自分の理想像に等しいのだろう。

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Tuesday, November 29, 2011

仕事の醍醐味

"コップに水が半分入っている状態をどう思うか"は、性格診断にしては面白い。でも、実践っぽくない。というわけで、仕事に置き換えるとどうなるかを考えた。

"まだ、半分ある"と考えるのは仕事的には論外だろう。それは現状を許容してしまうことで何より進歩がない。

では、どうすればいいのだろうか。

例えば、半分の容量のコップに入れ替えるのはどうだろ。しかし、満杯にはなるが実質的に変化はない。目先の問題に対処することがこの例にあてはまるだろう。

結局、"半分しか入っていない"を如何にして満杯にするか、溢れさせるかを考えて、実践し、実現することが進歩や成長に繋がる。

ワインを注ぎ足せばいいし、石を沈めても水は溢れるだろう。氷を浮かべると水面より浮いた分は溢れたことにもなる。そういうのが仕事の醍醐味だと私は思います。

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Friday, November 25, 2011

優柔不断の言葉

何か話した際に相手が、「そう思う“けど”…」と言うと少し落胆する。往々にして、“けど”の後には言葉が続かない。察して欲しいのは分かる“けど“。

もっと自分の意見を伝えればいいのに。きっと、気持ちを察して欲しいということなのだろう”けど”、ズルイ。相手の気持ちを察することは美徳だ“けど”、前述の場合、それを強要している。

ビジネスの場では“けど”を禁止にしたい、「そう思う“けど”…(無言)」がコミュニケーションに悪影響を及ぼすのは相手を肯定しておきながら反論を言わないからだ。

“けど“を使う時は、「元気がないように見える“けど”…」程度にしたいものだ。

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Wednesday, November 23, 2011

アメリカ人の底力

ウォール街デモが発端のOccupy Movement(反格差運動)。「富はわずか1%の富裕層に独占されている。私たちは99%」という主張に異論は無い。なので、ブログは、ズコッティ公園占拠における"アメリカ人の底力"に関して書く。

強制排除されるまでの約2ヶ月間。彼らは組織化し、秩序のある生活をしていた。

一日三度の食事はボランティアにより無償配布された。同じくボランティア医療チームが24時間待機していた。集会では拡声器が使用できないため意志を示すサインランゲージが決められた。

"アメリカ人の底力"とは、目的に集い、人々が自ら組織化し、運用できることだ。

■参考
・ウォール街を占拠せよ(ウィキペディア)
・OccupyWallStreet

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Friday, November 18, 2011

最低限のコミュニケーションスキル

コミュニケーションスキルの重要性は誰もが口にする。しかし、コミュニケーションって何?と問われると答えるのは難しい。

私が思う最低限のコミュニケーションスキルとは、”建設的な発想ができるか否か”である。コミュニケーションなのに”発想”なのは、考えたことが言葉や文字になるわけだから、”発想”が必須になる。

もし、あなたが自分に自信が無くて話せなくても、建設的な発想ができていれば大丈夫。そう遠くない将来、何かをきっかけにして話せるようになる。

もし、あなたの部下に建設的な発想のできない人がいると大変だ。まず、その部下に自分が翻弄されないようにしなければならない。さらに、他の部下に悪影響が出ないよう苦労を重ねることになる。

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Wednesday, November 16, 2011

リーダーの必須スキル

いち担当エンジニアでは将来が不安。ということで、リーダーやその先のマネージャになりたいと言う方がいる。そこでリーダーシップスキルを高めようと考える。それはそれでいいと思うのだが足りないと私は考える。

フォローシップスキルも大事なのだ。

リーダーとはいえ、上司はいるし、お客様からお金をいただく限り意向に沿う必要がある。つまり、リーダーでもあるしフォロアーでもあるわけだ。リーダーとフォロアーの立場を状況に応じて、上手に使い分けられる人が優秀なリーダーになれるのだと私は思う。

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Tuesday, November 15, 2011

不幸な人材の悪循環

最も不幸な人材は、無能なリーダーの下で働いている部下かもしれません。当然、プロジェクトはうまく進展するはずがない。さらに、そのような状況下でキャリアを積むのは困難。

せいぜい仕事をこなすことは覚えても、手本になるリーダーを見ていないのでいざ自分が歳を重ねてリーダーになろうとしても右も左も分からない。

その内、新人が入社し、準備がないままリーダーとなり、振り出しに戻る…。いつの間にか立場が逆転してしまい悪循環に陥る。

リーダー資質を持つ人材がリーダーになるのか、年功序列でリーダーになるのか。私はどちらでもいいと思います。要はポジションなりの行動ができればいいだけだから。

BS bit Partners 神辺 秀明


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Saturday, November 12, 2011

「何をすべきか」と「何を成すべきか」

与えられた仕事で満足する人は「何をすべきか」と考える。しかし、それなりの人物だったら「何を成すべきか」と考えるだろう。

前者の場合は“点”でしか物事を捉えていない。しかし、後者の場合は“線”で物事を捉えている。

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Wednesday, November 09, 2011

コレステロールな人々

地下鉄のホームに電車が滑り込む。10数人が開いたドアから車内に入るそのとき。先頭の人がいきなりドアの右側に立った。後続の人は避けて奥へ進む。その内、ドアの左側に立つ人も現れた。結局、乗降スペースは真ん中だけの1/3ほどになった。

私は密かに、ホーム側ドアの両脇に立つ人を”コレステロールな人”と命名している。乗降の妨げになることを血管が動脈硬化を起こすのに例えてそう名付けた。

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Monday, November 07, 2011

記憶に残る表現

どんな人になりたいですか?の質問に、「感染力のある人」という答を聞いたらどんな印象を持つだろうか。ちょっとびっくりするけれど、「影響力のある人」よりインパクトがある分、記憶に残る。

実をいうと、日本語で意味する”影響”は、中国語で”感染”と書くそうだ。

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Friday, November 04, 2011

得意なことは何?

先日、電車の中で5歳くらいの女の子が「ね~、ママ、ママが一番得意なことは何?」と母親に質問していた。母親は即答できなかった。すると、「じゃあ、3つだったら?」の問いに、「テレビを観ること、寝ること、食べること」と答え、二人が大笑いする幸せな風景を見た。

ドラッカーは、「自分の強みを認識すべき」と説いた。それは、"自分の弱み"を無くすことに注力するより、"自分の強み"を伸ばす方が成果を出しやすいからだ。

そういえば…、前述の母親は少し太っていた。

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