Monday, November 19, 2012

天地人

うちの近所は、紛争が絶えない。。

1年ほど前、通りの向こうに50メートル間隔でAMPM、セブンイレブン、サンクスが競っていた。そしてAMPMが撤退。コンビニ戦争は終結した。しかし、争いは争いを呼ぶものだ。あらたな火種が生まれた。

というのも、AMPMが撤退した物件にすき家が入って、牛丼戦争勃発。通り向こうのすき家と通りの手前にある牛丼太郎、松家の三つ巴。そして、つい最近敗れたのが牛丼太郎。

牛丼戦争が終結して平和な地域になったと思っていたら…

先日、牛丼太郎撤収後の空き店舗にサンクスが開店。ついに、第二次コンビニ戦争勃発。通りの向こうにセブンイレブンとサンクス。通り手前にサンクス。サンクスが2店舗なのはフランチャイズと直営店の違いだ。

戦いは孟子さんおっしゃる通り、「天の時、地の利、人の和」が肝心だ。

AMPMが撤退したのは、地下鉄駅出口と横断歩道の位置、つまり、"地の利"が悪かったことが原因。牛丼太郎が撤収したのは、昼食時にどの店も満席で稼ぎ時なのに牛丼太郎は250円セットを売り続けて利益を確保できず"天の時"を見過ごしていたからだ。

第二次コンビニ戦争で分が悪いのはフランチャイズのサンクスだ。"地の利"でセブンイレブンに劣るし、"人の和"も消耗戦が続くことが予想される中どこまで維持できるだとうか。"天の時"を自ら決断するのもそう遠くないと思う。

BS bit Partners 神辺 秀明

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Saturday, January 07, 2012

お客さんから信頼を得る接し方

帰り道、こんな所にお米屋さんがあったんだ、と店頭に並んでいる様々な米袋を眺めた。そして、ちっちゃなパンフレットが袋の上に積み重ねられ今日のイチ押し!みたいな"つや姫"というブランドに興味を持った。すると、店主らしいお爺さんが出てきた。

  これはおいしいんでしょうか?

  山形、山形産

はて、耳が遠いのか…。とりあえず購入しようと思い、お金を差し出しつつ、

  お米屋さんはどんなお米を食べてるんですか?

  そういう高いのは食べない。ウチは業務用の米。それは食べたことない

お爺さんは商売人らしくなかったがお米屋さんとしてはとても信頼できる方だと私は思った。というのも、おいしいかの質問に対して食べたことがないから自分が知っている情報である山形産という事実のみを私に伝えた。決して耳が遠いわけではなかった。また、お米屋さんはどんなお米を食べているかの答えにくい質問に対し、自分の感想に加え、具体的に答えた。

ふと思ったが、"お爺さんは商売人らしくなかった"のではなく、"お爺さんは昔堅気の商売人だった"のではないか。

BS bit Partners 神辺 秀明

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Wednesday, January 04, 2012

努力を継続するために必要なこと

それなりに努力を重ねても報われることが約束されているわけではない。かといって諦め、何もしなければ抜かれることは必須。

ちょっと古い情報を紹介する。それは昨年9月20日のエコノミック・タイムズ紙。日本は経済大国世界3位の座をインドに譲る、と言う内容。昨年の記事だからすでに日本は第4位に転落しているのかもしれない。経済的な順位は知的財産や技術力。さらに人口やどんな経済圏に属しているかが左右するので順位云々をダラダラ書くのはそれほど意味は無い。

なので、冒頭に書いた内容を個人にあてはめたい。

努力が報われづらい世の中でも研鑽し続けるために最も必要なのは、"希望"ではないかと私は思う。

"希望"は、人それぞれだ。そして、"どんな希望"を求めるかで努力の大きさが決まるだろう。できれば自己完結的な希望ではなく、他者を巻き込む希望を持ってほしい。

BS bit Partners 神辺 秀明


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Thursday, December 22, 2011

床屋さんに学ぶ

床屋さんに行くと様々なことを聞かれる。

まずは、どれくらい切られますか?だろう。短めに、って答えても3センチくらいですか?と確認するし、さらに耳は出しますか?などでようやく仕事に取り掛かる。手際よくハサミをさばきながら髪の毛の状態を教えてくれたり世間話をする。最初にどれくらい切るかを聞いたのに前髪は特別らしく再度確認もする。頭を洗う段階になると湯加減やかゆいところはなど再び質問攻めだ。ドライヤーで乾かした後、チョキチョキっと微調整をして鏡を取り出して、いかがですか?まで一体いくつ質問するのだろう。支払いを終えて帰り際は頭を下げて「またのお越しを」と爽やかな笑顔で送り出してくれる。

こんな話をした相手は、とあるSE。

床屋さんは3千円くらいの仕事でもお客さんの期待や要望を聞いて応えようとする。さらに自分の仕事ぶりをお客さんに確認することで満足度を知る。そして、次の布石も打っている。

とあるSEが参加するプロジェクト予算は数千万円。にも関わらずお客さんとなかなか接点を持とうとしていなかった。床屋さんからしてみればとんでもないことだろう。

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Monday, December 19, 2011

元気がないときの対処法

1年365日元気な人はいないと思う。みんな何らかの理由で元気がなくなる日はある。そんなときに自然と元気が出るのを待つのではなく一日、否、1時間でも早く立ち直れたら素敵じゃないかと私は思う。

元気がないときの対処法は人それぞれなので私がやっていることをお伝えします。

私の場合、ひとりになって本を読むことだ。本は元気を失った理由によりけりで数冊ある。

GEやアップル関連の本を読み直すと沸々と闘志が湧いてくる。
サリンジャーの「ライ麦畑でつかまえて」(訳:野崎 孝)を読み直すと自分自身を信じられるようになる。
Raymond Carverの「Cathedral」読み直すと人間関係の原点に返ることができる。

BS bit Partners 神辺 秀明


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Friday, December 16, 2011

部下から信用される方法

とある集まりで、部下を信用していますかと質問をしたら「そこそこ信じている」が多かった。どうして”そこそこ”なのでしょうかと重ねて質問をすると「本音を話してくれないから」。

きっと部下も上司を”そこそこ”信じているのだろう。上司が本音を話してくれないから…。

人を変えることは難しい。相手に本音を語らせる前に自分から本音を話す方が手っ取り早い。そうすると部下から”そこそこ”以上の信用を得られる。

BS bit Partners 神辺 秀明


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Monday, December 12, 2011

自分が「できない」ことは組織に影響する

「●●だからできない」と、グチる人は多い。どうして、「●●が解消すればできるんだけれど、アイデアがない」と素直に言えないんだろ。前者は"言い訳"でしかなく、後者は"協力を得るための発言"で大きく異なる。

できないことを"言い訳"で済ませるのは自分事でしかない。できないと困るのは当人ではなく組織。だから、協力を得るとみんなが助かる。自分ができないことで妙な自意識やストレスは貯めこまない方がいいに決まっている。

BS bit Partners 神辺 秀明


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